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大の里 王鵬とのミレニアム生まれ対決を制して無傷3連勝、大関昇進のかかる場所は「一日一番集中」

スポーツ報知 / 2024年9月10日 20時47分

王鵬(左)を寄り切りで下した大の里(カメラ・清水 武)

◆大相撲 ▽秋場所3日日(10日、東京・両国国技館)

 関脇・大の里(二所ノ関)が三役昇進後初となる無傷の3連勝を飾った。立ち合いで西前頭2枚目・王鵬(大嶽)に当たると、右をのぞかせ、後退する相手を攻め立てて寄り切った。「どうなんですかね。一日一番集中して頑張りたい」と、多くは語らなかったが表情には充実感がにじんだ。

 大の里にとって、王鵬は1学年上だが同じ2000年生まれ。新潟・能生中時代から意識し、同・海洋高1年時に当時・埼玉栄高に在籍していた王鵬(納谷幸之介)を破ったことがある。以前には「王鵬関は高3のときに国体優勝するなどずっと強かった」と話していた。大相撲に入ってからは、初場所を含めて2戦2勝。また、あと9勝を挙げれば大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に到達する。ミレニアム(2000年)生まれのライバルを倒し、勢いに乗りそうだ。

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