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【広島】天王山第1Rで痛恨完敗…首位に2差は7・30以来 森下暢仁が1113日ぶりG戦黒星

スポーツ報知 / 2024年9月10日 21時2分

6回2死一、三塁、降板する広島先発・森下暢仁(中央)(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島1―6巨人(10日・マツダスタジアム)

 広島は、首位攻防3連戦の初戦に完敗した。勝てば首位返り咲きで、3連勝で優勝マジック16が点灯だった。だが、それどころか7月30日以来42日ぶりに首位・巨人に2ゲーム差。9月は2勝6敗となり、最大で「14」あった貯金は8月2日以来の1ケタ「9」まで減った。

 “Gキラー”の森下が、踏ん張れなかった。初回、坂本に先制ソロを被弾。その後は粘りながら、6回は2死無走者から痛恨の3失点。巨人戦は21年8月24日の黒星を最後に12戦負けなしの8連勝だったが、大一番で同カード1113日ぶりの黒星を喫した。

 打線も、巨人・菅野を相手に意地を見せられなかった。3回先頭・菊池がチーム初安打を放ちながら、二塁にすら進められず。4点ビハインドの6回は2死無走者から秋山の中前打を起点に、2死一、二塁から野間の適時二塁打で1点を返した。だが、直後の7回に3番手・松本が4安打で2点を追加され、万事休す。

 初戦を落としたが、今カードに勝ち越せば首位浮上の可能性は残す。2戦目以降に意地を見せるしかない。

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