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24連続盗塁の大谷翔平、成功率驚異の92・2% 試合前には山本由伸&今永昇太と“青空集会”

スポーツ報知 / 2024年9月11日 4時0分

ドジャースタジアムで談笑する(左から)大谷翔平、山本由伸、今永昇太投手(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ドジャース4―10カブス(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場。3回に6試合ぶりの47盗塁目を決め、驚異の24連続成功とした。史上初の数字を「46―47」に伸ばして残り18試合。山本由伸投手(26)、カブス・今永昇太投手(31)の「日本人ルーキー投手対決」となる10日(同11日)の同戦で2つの最多記録に並ぶアーチを狙う。

 まるで得点が入ったような歓声だった。3点を追う3回2死。四球で出塁した大谷は2番・ベッツの2球目にスタート。悠々と6試合ぶりの47盗塁目が刻まれた。これで驚異の24連続成功。「いかにセーフになるよりか、アウトになる確率の低い中でしっかり進塁できれば理想」という信念を成功率92・2%という数字で体現している。両翼後方の大型スクリーンには「46―47」と演出で“大谷メーター”が表示され、前人未到の「50―50」への期待感が本拠地にあふれた。

 5回1死一塁では中前打を放ち、一、三塁から再び二盗を仕掛けた。スタートは完璧だったが、ベッツがランエンドヒットで中前適時打。48盗塁目は幻と消えた。それでも、7回先頭では右前打で2戦連続マルチ安打。キャリアハイ更新中の安打数を164とし、打率も2割9分2厘に上昇させた。残り18試合。年間51本塁打、52盗塁ペースで偉業に突き進んでいる。

 試合前には侍たちの“青空集会”も実現した。練習中に大谷と山本が今永の元に駆け寄り、大谷は深々とお辞儀しながら握手。笑顔で約3分間の会話を楽しんだ。今永が「長いシーズンなのでどういう調整をしているかとか、山本由伸選手は(明日が)復帰登板なので、肩の調子がどうなのか聞きながら」と会話の一部を明かしたが、大谷も渡米1年目から12勝を挙げている左腕から刺激を受けたことだろう。日米通じて初対戦だった4月7日(同8日)の対決では2打数無安打1三振と今永に軍配が上がったが、今回は大谷も雪辱に燃えているはずだ。

 10日(同11日)の同戦は鈴木を含め、先発に日本人投手2人、野手2人がそろう史上初の試合になることが確実。沖縄出身で日本人の母を持つロバーツ監督は「エキサイティングなものになるだろう。今永はカブスの中でベストな投手だし、誠也もいる。こちらも由伸が戻ってくるし、翔平がいる。観客もたくさん入ると思うし、いいパフォーマンスを期待している」と心待ちにした。大谷に47号が出れば、アジア出身選手の通算最多記録(218発)、DH選手のシーズン最多記録に並ぶ。超豪華日本人対決でも、主役の座は譲らない。(中村 晃大)

 ◆日本人4選手が先発した試合 07年5月4日のヤンキース―マリナーズ戦。マ軍はイチローが「1番・中堅」、城島が「7番・捕手」。ヤ軍は井川が先発し、松井が「5番・左翼」。投手1人、野手3人の4人だった。投手と野手2人ずつ先発すれば初。先発に限らない4選手出場は、08年にRソックスの松坂が先発、岡島が救援、マリナーズのイチローと城島が出場したケースが2度。13年にはヤンキースの黒田とイチロー、Rソックスの上原と田沢(ともに救援)の例が2度ある。

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