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「全世界が注目してくれるかも。大谷選手様様です」カブス・今永昇太が対決へ気合 10イニング無失点中

スポーツ報知 / 2024年9月11日 4時10分

ドジャースタジアムで談笑する(左から)大谷翔平、山本由伸、今永昇太投手(カメラ・安藤 宏太)

 カブス・今永昇太投手(31)とドジャース・山本由伸投手(26)が10日(日本時間11日)、ともに先発で対戦する。9日(同10日)の試合前には大谷を交えて談笑していた2人。前回登板の4日パイレーツ戦で7回無安打無失点の好投で継投でのノーヒットノーランを達成した今永は、注目度の高さに「本当に『大谷選手様様』です」と、冗談を交えながら驚き、山本は約3か月ぶりの復帰戦を心待ちにしていた。

 今永は、ドジャース打線を頭に浮かべるようにして、シートのかかったマウンドに立った。先発前日の試合前に、初めて投げるドジャースタジアムのマウンドを確認。シャドーピッチングをして笑顔も見せ「景色だったりをチェックするためにやりました」と、準備を整えた。

 メジャーで初めて日本人投手と投げ合う。先発日本人対決は17度あるが、メジャー1年目投手同士の対戦は12年のダルビッシュVS岩隈以来2度目だ。4月に日米通じて初対戦となった大谷は空振り三振、三邪飛に抑えたが、「46―47」と勢いに乗っており、「日本ではなくてこの場所で投げ合うことにすごく意味があると思いますし、日本人の方だけではなくて、全世界のファンの方が注目してくれるかもしれないので、本当に『大谷選手様様』です」と、今永らしく意気込みを口にした。

 カブスはプレーオフへ負けられない戦いが続き、今永もここまで12勝3敗、防御率2・99で新人王争いも佳境だ。前回登板の4日パイレーツ戦では7回無安打で継投でのノーヒットノーランを達成。10イニング連続無失点中だが、「先週良すぎたことはあまり引きずらず、あの時はあの時。またスッキリとした状態で臨みたいです」と気を引き締めていた。(安藤 宏太)

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