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柔道・村尾三四郎、28年ロス五輪金メダルへ「誰も追いつけない領域に行く」

スポーツ報知 / 2024年9月10日 22時17分

トロフィーを受け取った村尾三四郎(カメラ・中島 傑)

 上月財団は10日、都内で国際大会の成績優秀者に贈られる2024年度「上月スポーツ賞」の表彰式を行った。パリ五輪で柔道男子90キロ級と混合団体で2つの銀メダルを獲得し、同賞を受賞した村尾三四郎(JESグループ)は「(28年)ロサンゼルス五輪を目指して、まだまだ頑張っていくので、またさらにレベルアップできるように頑張っていきたい」と今後の抱負を述べた。

 初出場のパリ五輪は個人戦決勝で東京五輪覇者のラシャ・ベカウリ(ジョージア)に惜敗した。大会後も「試合の映像もはもちろん見ましたし、あの時の状況は頭にこびりついていて、少し気持ちの切り替えに時間がかかった」と明かす。それでも、8月下旬には道場に出向いて汗を流し「もっともっと強くなるんだっていう強い思いを持って、今は柔道に励めている」と力を込めた。

 五輪後初戦については「しっかり体と心が仕上がりきれば」と、12月7、8日のグランドスラム(GS)東京大会(東京体育館)も視野に入れているという。ロス五輪での金メダルへ「自分の柔道がどうやったらもっと上にいけるのか。誰も追いつけない領域に行くためには、何をしなきゃいけないのかっていうのを日々考えている」と表情を引き締めた。

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