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JリーグがPK戦復活案…勝ち点は勝利で2、負けで1の新方式…26年2月から0.5シーズンのみでその後は未定

スポーツ報知 / 2024年9月11日 2時0分

 Jリーグが26年8月から予定するシーズンの秋春制移行に伴い、同年2月から実施する0・5シーズンで、PK戦の復活案を各クラブに提示したことが10日、分かった。Jリーグは1993年の発足から98年までリーグ戦でもPK戦を採用してきたが、J1、J2の2部制となった1999年から引き分けを導入。PK戦は廃止されていた。

 シーズン移行に伴う0・5シーズンは、J1~J3のすべてで昇降格は行わない方向で議論が進められている。一方で、昇降格なしが盛り上がりに欠けるという意見も出ていた。あるクラブ関係者は「PK戦で毎試合、試合の勝敗がつくことで少しでもサポーターに価値を提供できるのではないか」と復活案を前向きに捉えた。延長戦は行わず、勝ち点は90分以内の勝利は勝ち点3、PK戦勝利は同2、PK戦負けは同1、90分以内の敗北は同0という方針になっている。

 今回は移行期の0・5シーズンのみの議論で、その後のPK戦導入については未定。JリーグがかつてPK戦を廃止した背景には、欧州各国リーグと同じく引き分けを採用することで、勝ち点1を拾うための戦い方を学ぶ、という理由もあった。

 一方、ルヴァン杯、天皇杯のカップ戦を除きPK戦の機会は減少。日本代表はW杯で10年南アフリカ、22年カタールと2度、PK戦で涙をのんでの16強敗退を経験している。シーズン移行という変革期だからこそのチャレンジは、選手、そして観戦するサポーターにも新たな刺激を与えることになりそうだ。

 ◆Jリーグの秋春制移行 現在の春秋制(2月~12月)から秋春制(8月~翌年5月)への移行は、昨年12月のJリーグ理事会で決定。欧州各国リーグと合わせた世界基準の導入や、夏場のプレー環境悪化などが理由となった。25年シーズン後、26年2~5月まで0・5シーズンを行い、26年8月から移行する予定。0・5シーズンの運用は、J1の20クラブが東西10クラブに分かれてリーグ戦及び順位決定プレーオフ、J2とJ3は混合して4地域10クラブずつに分かれてリーグ戦及び順位決定プレーオフを行う、という案が有力となっている。

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