1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】森下翔太、難敵から決勝弾 7回には本塁レーザービームでピンチ救う

スポーツ報知 / 2024年9月11日 5時0分

7回無死二、三塁、宮崎敏郎の右飛で、右翼手・森下翔太が本塁へレーザービーム。ピンチを救う(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 阪神7ー2DeNA(10日・甲子園)

 阪神・森下翔太外野手(24)がひと振りで流れを変えた。2―2の5回1死。難攻不落だった東のスライダーを振り抜き、左翼席へ。自身初の2戦連発となる14号ソロ。決勝点となった。一塁ベースを回ると、虎党が狂喜乱舞する右翼席を指さしたヒーロー。「変化球がバットに乗った感覚があった。入ってくれと願って走った」。

 試合前時点で通算16打数3安打の打率1割8分8厘と、東に苦戦していた森下。この日も空振り三振、二飛と2打席凡退していたことを踏まえ、全球種への対応力を上げるために「ステップした時の足の着く時間をちょっと長くした」と変化を加えた。抜群の修正能力で6戦連続安打&打点。自己最多更新のシーズン67打点とし、リーグトップの巨人・岡本和に1差とした。

 6回に近本の適時打で4点目を奪い、東の連続クオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)を32試合で止めた。昨季から4連勝を許していた難敵に同カード2年ぶりの黒星をつけた。森下は右翼の守備でも勝利に貢献。3点リードの7回無死二、三塁で宮崎のライナーを定位置付近で捕球し、本塁にワンバウンドストライク送球。タッチアップを防ぎ、会心のダブルプレーで窮地を救った。

 運命が決まるであろう甲子園7連戦の初陣に快勝。岡田監督は「取れたんじゃない、取りにいってるんやから」と語気を強め、「手応えないよ、まだまだな」と上がり目を強調した。首位・巨人と2・5差をキープし、2位・広島には0・5差に接近。4位・DeNAは3差に広がった。勝ち続けた先に、大逆転Vへの道はある。(中野 雄太)

 ○…6回は連続バスターなど単打を重ね、東を交代に追いやった。無死一塁で、犠打を決められなかった木浪がバスターで右前打。一、二塁で島田も犠打の構えから一転、バントシフトの間を抜く左前打でつないだ。無死満塁から近本の右前適時打でKO。岡田監督は作戦の意図は隠したが、成功に「久しぶりやろ」とニヤリ。東との対戦で「ここまでヒットが続くと思わなかった」としつつ、「ここまできたら、何勝している投手とか関係ない。つなぐ意識がよかった」と納得した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください