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今永昇太が13勝目へ初回4球で3者凡退発進、11イニング連続無失点 大谷翔平は遊飛

スポーツ報知 / 2024年9月11日 11時24分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 カブス・今永昇太投手(31)が10日(日本時間11日)、13勝目を狙って敵地・ドジャース戦に先発し、初回はたった4球で3者凡退で抑えた。

 1回表は、山本が鈴木から見逃し三振を奪うなど3者連続三振の好発進。1回裏は今永が先頭の大谷翔平投手(30)といきなり対戦だったが、初球の直球で遊飛に打ち取ると、続くベッツも中飛。2死からフリーマンも初球の直球で左飛に打ち取り、直球4球でMVPトリオを抑え、11イニング連続無失点となった。

 前回登板の4日(同5日)の本拠地・パイレーツ戦では、7回無安打無失点の好投で、3投手の継投によるノーヒットノーランを達成。試合前の時点で10イニング連続無失点で、12勝3敗、防御率2・99と新人王候補にも挙がる活躍を見せている。

 前日9日(同10日)の試合前練習中には山本、大谷と談笑した今永。「先週よすぎたことはあまり引きずらず、あのときはあのとき。舞台も環境も違う。またスッキリとした状態で臨みたいです」と気を引き締めながら、山本との投げ合い、大谷との対決へは「日本ではなくてこの場所で投げ合うことにすごく意味があると思いますし、日本人の方だけではなくて、全世界のファンの方が注目してくれるかもしれないので、本当に『大谷選手様様』です」と冗談を交えながら意気込みを口にしていた。大谷とは4月7日(同8日)に敵地で日米通じて初対戦し、空振り三振、三邪飛だった。

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