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ダルビッシュ5回2失点 5月19日以来の白星の権利獲得し降板、野茂英雄に並ぶ日米通算201勝なるか

スポーツ報知 / 2024年9月11日 12時9分

◆米大リーグ マリナーズ―パドレス(10日・米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 パドレスのダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、敵地のマリナーズ戦で負傷者リストから復帰後2試合目の登板。5回まで7安打されるも失点はソロ本塁打2本の2点に抑え、5月19日のブレーブス戦以来の今季4勝目の権利を得て2番手エストラダに交代。このまま勝てば日米通算201勝目で野茂英雄投手に並んで、黒田博樹投手の203勝に次ぐ歴代2位タイとなる。

 1回に3番ローリーにカウント2―1からの4球目のスライダーを右翼席に30号アーチ。2回にも先頭のレイリーに同じようにスライダーを右翼ポール際に19号ソロを浴びた。

 しかし、3回表にタティスが15号逆転3ラン。その裏、2者連続安打で無死一、二塁のピンチとなってから直球を中心に組み立てて成功。3番ロドリゲスを3球勝負で最後は直球で見逃し三振。1回に本塁打を浴びたローリーにもカウント0―2から再び3球勝負で153キロの直球で左飛。4番アロザレーナも最後は直球で3球で見逃し三振と9球で主軸を退けた。

 4、5回も1安打ずつ許したが失点を阻止し63球で交代。4奪三振、1四球で防御率は3・77となった。味方打線は6回にマチャドが今季26号2ラン。これがパドレスで通算164本目の本塁打となって球団新記録となる記念の一発で追加点を挙げた。

 ダルビッシュは5月19日ブレーブス戦で日米通算200勝を挙げたが、5月29日の登板後に左足股関節痛のため負傷者リスト(IL)入り。また、7月6日には家族の事情により制限リストに入るなど長期離脱となっていた。

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