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今永昇太7回3失点で13勝目権利 VS大谷翔平3打席無安打、8回に鈴木誠也の適時打などで逆転

スポーツ報知 / 2024年9月11日 13時14分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 カブス・今永昇太投手(31)が10日(日本時間11日)、敵地・ドジャース戦に先発し、7回89球を投げ、3本塁打を浴びて7安打3失点、4奪三振の粘投を見せて降板すると、8回にカブス打線が鈴木の適時打などで5点を奪って逆転して13勝目の権利を手にした。

 1回表は、ドジャース・山本由伸投手(26)がカブス・鈴木誠也外野手(30)から見逃し三振を奪うなど3者連続三振の好発進。1回裏は今永が先頭の大谷翔平投手(30)といきなりの対戦だったが、初球の直球で遊飛に打ち取ると、続くベッツも中飛。2死からフリーマンも初球の直球で左飛に打ち取り、直球4球でMVPトリオを抑え、11イニング連続無失点となった。

 2回表にはカブス打線が3安打を集めて山本から1点を先取。リードをもらった今永だったが、先頭のエドマンに初球の直球を左翼ポール際へ運ばれ1号ソロで追いつかれ、12イニングぶりの失点となった。それでも後続を打ち取って追加点は許さなかった。

 同点の3回は、8番のE・ヘルナンデス、9番のバーンズに連打を浴びて無死一、二塁で大谷を迎えたが一併打。ベッツも三ゴロに抑えた。4回は1死から1打席目にソロを浴びた4番・エドマンに2打席連続ソロを被弾。今季19試合で本塁打なしだったエドマンに2打席連続弾を許し1点のリードを許した。

 5回も先頭のマンシーに右翼へ13号ソロを被弾。2死から大谷と3度目の対戦で、右翼への大きな飛球をはじき返されたが、フェンス手前で失速する右飛に打ち取った。6回は2打席連続で初球を本塁打にされたエドマンを遊ゴロに打ち取るなど、初回以来の3者凡退で抑えた。7回は先頭打者を味方の失策で出塁を許したが、けん制でアウト。その後は味方の好守もあって無失点で切り抜けた。すると2点を追う8回表には誠也の適時打などで追いつくと、敵失などで勝ち越し、勝利投手の権利をつかんだ。

 前回登板の4日(同5日)の本拠地・パイレーツ戦では、7回無安打無失点の好投で、3投手の継投によるノーヒットノーランを達成。試合前の時点で12勝3敗、防御率2・99と新人王候補にも挙がる活躍を見せている。

 前日9日(同10日)の試合前練習中には山本、大谷と談笑した今永。「先週よすぎたことはあまり引きずらず、あのときはあのとき。舞台も環境も違う。またスッキリとした状態で臨みたいです」と気を引き締めながら、山本との投げ合い、大谷との対決へは「日本ではなくてこの場所で投げ合うことにすごく意味があると思いますし、日本人の方だけではなくて、全世界のファンの方が注目してくれるかもしれないので、本当に『大谷選手様様』です」と冗談を交えながら意気込みを口にしていた。大谷とは4月7日(同8日)に敵地で日米通じて初対戦し、空振り三振、三邪飛だった。

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