福岡国際マラソンで個人情報漏えい 申込者３６４人が対象 実行委員会が謝罪

　１２月１日に行われる福岡国際マラソンで、実行委員会は１１日、個人情報の漏えいがあったことを発表した。該当者は８月１９日午後１時から同３１日午前９時３６分までに申し込んだ３６４人。氏名、生年月日、メールアドレス、住所などの個人情報が漏えいした。

　８月３１日午後１時４分に、エントリーシステムへのアクセス権限を持つ事務局員が、個人情報を含む申込データのエクセルデータを誤ってアップロードし、情報一覧をダウンロードできる状態になった。９月９日１２時頃に申込者から大会事務局への連絡によって個人情報漏えいが判明。同１２時５９分にダウンロードできないようにシステム対応した。

　期間内に３５の端末において延べ６７回、ファイルがダウンロードされた。ダウンロード可能なのは、本大会に申し込みした人のみ。現在のところ二次被害は確認されていないという。「本大会にお申し込みいただいた皆様及び関係の皆様に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と公式サイトにつづった。