【阪神】２３年の全仏オープンＶの女子テニス・加藤未唯がファーストピッチ 逆転Ｖ狙う虎へ「目の前の一勝が大事」

ファーストピッチを務めたテニスプレイヤーの加藤未唯（カメラ・朝田　秀司）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神―ＤｅＮＡ（１１日・甲子園）

　女子プロテニス選手・加藤未唯（２９）がファーストピッチを行った。

　甲子園１００周年にちなみ背番号「１００」のユニフォームを身にまといマウンドへ。豪快なフォームからノーバンで速球を投げ込み、観客からどよめきの声が上がった。「子供の頃から甲子園は高校野球とかで見ていた。そこでできたのがすごくうれしくて、とても興奮しています。練習通りに本番もできたので、１００点をあげたい」と振り返った。

　自身は混合ダブルスで２３年・全仏オープンを優勝。優勝を目指す際の心構えを問われ「一勝がすごく大事。目の前のボール、目の前の試合に勝つことに重点を置いてきた」と明かし、逆転Ｖを狙う阪神へ「その一勝をきょうはしてほしい」とエールを送った。