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DeNAの主砲が史上5人目の新人から4年連続20号 最多は清原の13年連続

スポーツ報知 / 2024年9月12日 5時45分

1回1死、牧が左越え本塁打を放つ

◆JERA セ・リーグ 阪神3―4DeNA(11日・甲子園)

 球史を彩るスラッガーに牧が続いた。初回、村上から左翼席に6試合ぶりの20号先制ソロをたたき込んだ。新人から4年連続の20本塁打以上は清原和博、原辰徳、有藤道世、石井浩郎に次ぎ、史上5人目の快挙。3回は適時打を放ち2安打2打点で勝利に貢献し「偉大な方と肩を並べることができた。まだまだ打ち続けたいです」と声を弾ませた。

 成功の秘けつの一つは「牧メモ」だ。入団時から見守ってくれている田代打撃コーチに勧められて、毎打席後など試合中にベンチでメモを取るようになった。書き留めるのは配球や打席での思考、良かった点など多岐にわたる。書き出す作業で考えが整理され、次の打席に向かう前や、試合前の練習で「牧メモ」を見返すことにより、打撃力向上につなげている。

 入団時に「内角速球に苦しむのでは」と心配していた師匠の田代コーチは、弱点を克服した弟子の快挙に「球団初でしょ? すごいよ」と感嘆。「頭がいいよ、あいつは。まだこれから、いろいろなコツを知って、自分の打撃のレベルをもっと上げて」と通算278本塁打の名伯楽には、牧の伸びしろがはっきり見えている。

 8回に桑原の決勝ソロが飛び出して接戦をものにして、自力Vの可能性が復活。首位の巨人とは5・5差あるが、誰もあきらめていない。(阿見 俊輔)

 ◆記録メモ

 牧(D)が入団1年目から4年連続20本塁打以上。新人から4年以上続けて20本塁打以上は、13年連続の清原和博(西・巨=86~98年)、12年連続の原辰徳(巨=81~92年)、8年連続の有藤道世(ロ=69~76年)、5年連続の石井浩郎(近鉄=90~94年)に次いで5人目。

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