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アイナ・ジ・エンド、夢の武道館公演を実現「歌を生きがいに生きていく」 30代の抱負は「歯の矯正」

スポーツ報知 / 2024年9月11日 21時0分

武道館公演を開催したアイナ・ジ・エンド

 歌手のアイナ・ジ・エンド(29)が11日、日本武道館でソロ公演を開催した。

 念願のステージに立ち、かみ締めるように会場をぐるっと見渡した。「武道館、よろしく」。本番前には「昨日は全然寝られなかった」と緊張感を漏らしていたが、マイクを握れば関係なし。長い髪をかき乱しながら「ハートにハート」(12日配信)など全22曲を堂々と熱く歌い上げた。

 武道館は昨年、解散するまで所属していた「BiSH」として目標に掲げていた場所。ソロで実現することとなったが、「誰よりも喜んでいたみたい」というリンリン(現・MISATO ANDO)の他、モモコグミカンパニー、アユニ・Dといった元メンバーも客席に駆けつけた。「みんなと過ごした8年間があったから、ソロとしてこうやって歌って踊れてる」。BiSH時代の苦楽を駆け巡らせながら、約2時間のライブを走りきった。

 8月には明かしていなかった年齢を公表した。「これから歌を生きがいに生きていくためには、年齢を公表して歌手活動していくことも1つ面白みが増えるかなと思う」。ただ、12月27日に迎える30代の抱負については「歯の矯正です」とニヤリ。BiSHメンバーらしい型破りな言動ものぞかせた。

 昨年には初主演を飾った映画「キリエのうた」で報知映画賞新人賞受賞。女優としての活動も目覚ましいが「自分の人生、どうなるかわかんないけど、どうなっても『アイナ・ジ・エンドはずっと歌ってだんろうな』って思われたい。ずっと歌ってくれる存在だと安心してほしい」と歌へのこだわりはひときわ強い。「そのためにも健康にも気をつけて、美容にもこだわっていきたいです」。武道館という夢はかなったが、ここが”エンド“ではない。歌手としてさらに飛躍するための”スタート“となる。

 〇…アンコールでは、来年1月から全国ツアー「ハリネズミスマイル」を開催することも発表。東京、大阪、福岡など各地の「Zepp」ホールを中心に7都市10公演を予定しており、「Zeppはライブハウスでお客さんと目と目が合う環境。お客さんと作り上げるツアーを組みたいです」と意気込みを口にした。

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