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【巨人】合言葉は「変化球8割」 ドラ1西舘勇陽が“柔”の投球で6回1失点…2軍DeNA戦

スポーツ報知 / 2024年9月11日 21時48分

4回を終えてベンチに戻る西舘勇陽(カメラ・相川 和寛)

◆イースタン・リーグ 巨人1―3DeNA(11日・ジャイアンツ球場)

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手がイースタン・DeNA戦に先発。6回85球を投げて3安打1失点、5奪三振でクオリティースタート(6回以上自責3以下)の好投を見せた。

 初回1死で石上に右越えソロを浴びて先取点を献上したが、以降は危なげない投球でDeNA打線を料理。最速152キロの直球に110キロ台のカーブ、カットボール、フォークを織り交ぜて狙いを絞らせなかった。

 右腕は試合後、バッテリーを組んだ喜多に対し「変化球を8割くらいの意識で」と要望していたことを明らかに。この日は85球中52球、割合では61%を変化球が占めた。150キロ超の剛球に頼り過ぎない、先発仕様の“柔”の投球で試合を組み立て、「カウント球でもフォークをうまく使うことができた。投球の幅が広がったことが収穫。先発した中で、今日が一番球種の構成的にもバランスが良かったんじゃないか」と手応えをにじませた。

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