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【広島】栗林良吏、悪夢の6失点「申し訳ない気持ちしかない」防御率0・88だった絶対的守護神

スポーツ報知 / 2024年9月11日 22時20分

9回無死満塁、岡本和真に同点となる左前適時打を浴びた栗林良吏(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島2―9巨人(11日・マツダスタジアム)

 広島・栗林良吏投手が、2点リードの9回に1死も奪えず、勝利目前から悪夢の逆転負けを喫した。2安打4四死球で、まさかの6失点。「アドゥ(6回無失点の先発・アドゥワ)も含め、ハーン(2回無失点)も頑張ってつないでくれて、野手の皆さんも本当に何とか点を取ってくれたマウンドだった。こうやって大事な試合で勝てなかった。自分としては、申し訳ない気持ちしかない」と、必死に言葉をつないだ。

 9回先頭の代打・中山のストレート四球から連続四球と坂本の左前打で無死満塁となり、新井監督自らマウンドに向かった。

 「結果どうこうじゃない。しっかり気持ちで勝負してこい!」

 指揮官の“直ゲキ”は今季2度目だが、栗林に対しては昨年4月20日の阪神戦(甲子園)以来だった。「もちろん、自分の中で、より気持ちが入った。何とか踏ん張ろうという気持ちになったけど、結果が出なかった」。吉川に2ストライクから押し出し死球。岡本和の左前打で同点に追い付かれ、モンテスに勝ち越しを許す押し出し四球を与えたところでマウンドを降りた。0/3回を2安打4四死球という内容だった。

 試合前まで防御率0・88だった絶対的守護神だ。今季セーブ失敗は7月28日のヤクルト戦(神宮)で1点リードから逆転サヨナラ負けして以来2度目。本拠マツダでは、2年目の22年6月23日の阪神戦で1点リードの9回に同点に追い付かれたことはあるものの、同球場でのセーブシチュエーションの登板で敗戦投手となったのは、プロ4年目で初めてだった。

 チームは巨人との首位攻防3連戦に連敗で、9月すでに2度目の3連敗。首位とは7月29日以来に3ゲーム差まで開いたが、残り20試合。巨人とも12日のカード最終戦を含めて4試合を残す。「今日の結果を取り返すことはできないけど、気持ちを新たにやらなきゃいけない。こういう投球をしても、また出番をもらえるなら、しっかり結果で返せるようにしたい」と、必死に前を向いた。

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