【神戸新聞杯】メイショウタバルが復活へ３頭併せで最先着 浜中俊騎手「リラックスできていました」

浜中俊騎手を背にCウッドを３頭併せで追い切るメイショウタバル（左）

◆第７２回神戸新聞杯・Ｇ２（９月２２日、中京競馬場・芝２２００メートル、３着までに菊花賞の優先出走権）１週前追い切り＝９月１２日・栗東トレセン

　日本ダービーを出走取消となり、皐月賞１７着以来の実戦となるメイショウタバル（牡３歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ）はＣＷコースで浜中俊騎手が手綱を執り、３頭併せの真ん中に入った。ほぼ楽な手応えのまま、内のスマートファントム（４歳オープン）に半馬身先着、外のメイショウモズ（４歳３勝クラス）には１馬身半先着。時計も７ハロン９８秒０―１１秒５と優秀だった。

　この中間、初めてコンタクトを取った浜中騎手は「久々に乗りましたけど、メンタル面でリフレッシュできていました。春はずっと調教、競馬をやっていたぶん、追い切りをやるとピリピリしていましたが、今日はその点がフレッシュだったのかなと思います」と伝えた。春は毎日杯を６馬身差で圧勝するなど潜在能力は高く、本来の走りで復活Ｖを目指す。