映画「十一人の賊軍」が東京国際映画祭のオープニング作品に 山田孝之、仲野太賀がダブル主演

（Ｃ）２０２４「十一人の賊軍」製作委員会

　俳優の山田孝之（４０）、仲野太賀（３１）がダブル主演を務める映画「十一人の賊軍」（白石和彌監督、１１月１日公開）が１２日、第３７回東京国際映画祭（１０月２８日開幕）のオープニング作品に決定した。戊辰戦争を題材に、１１人の罪人たちが「決死隊」として砦（とりで）を守る任務に就く集団抗争時代劇で、「日本客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどを手がけた脚本家・笠原和夫さんが１９６４年に執筆した幻のプロットが原案となっている。

　白石監督は「とても興奮しています。『十一人の賊軍』にとって最高のスタートを飾ることができました」とコメント。またクロージング作品は、今年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門に選出されたフレンチコメディー「マルチェロ・ミオ」（クリストフ・オノレ監督）に決まった。