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唯一の400勝に4490奪三振…14年連続20勝&200奪三振&300投球回の記録的左腕

スポーツ報知 / 2024年9月13日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第92回は金田正一。

 * * * * *

 ご存じ唯一の400勝投手が、金田正一だ。

 1933年8月1日、愛知県出身。享栄商(現享栄)3年時に中退し国鉄に入団。左腕で184センチから投げ下ろす速球と大きなカーブを武器にした。

 58年4月5日、黄金ルーキーと騒がれた巨人・長嶋茂雄を開幕戦で4打席4三振に斬ってとり、この年、自己最多の31勝、64回1/3連続無失点を記録した。

 64年オフ「B級10年選手」の権利を使って巨人に移籍。巨人では5年で47勝を挙げV9に貢献して69年に引退。背番号「34」は永久欠番となった。73年にロッテ監督に就任。翌年、中日を破り日本一にも輝いた。

 400勝に加え、4490奪三振。2位はいずれも米田哲也で350勝、3388奪三振だから、その差に驚きを隠せない。2年目の51年から続けた「14年連続20勝以上、200奪三振以上、300イニング以上」は今後、破られることはないであろう金字塔だ。51年9月5日の阪神戦でノーヒットノーラン。57年8月21日、ダブルヘッダー第2試合の中日戦で完全試合。1―0完封が23度。2ケタ奪三振は103度。打っては通算本塁打も38本とすさまじい記録が並ぶ。

 88年、殿堂入り。2019年に死去。

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