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【広島】3点を追う6回1死満塁の絶好機で1点も奪えず…堂林翔太、末包昇大が連続三振で球場ため息

スポーツ報知 / 2024年9月12日 20時11分

6回1死満塁、空振り三振に倒れた堂林翔太。投手は戸郷翔征(カメラ・上村 尚平)

◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(12日・マツダスタジアム)

 広島は、3点ビハインドの6回に1死満塁の絶好機を迎えながら、1点も奪えなかった。堂林、末包が連続三振に倒れた。球場はファンの大きなため息に包まれた。

 6回は先頭・矢野が二塁内野安打を放ち、1死から小園の右前打に敵失が絡み、さらに坂倉の四球で1死満塁としていた。それまでの2打席で1安打1四球だった堂林は低めフォークにバットが空を切ると、2回無死一、二塁から遊ゴロ併殺打と4回2死一塁から空振り三振に倒れていた末包も、フルカウントからフォークに対応できなかった。打線は巨人・戸郷に対し、5安打3四球と走者は出したものの、6回で降板するまで1点も奪えなかった。

 首位と1ゲーム差で迎えた巨人との首位攻防3連戦は、10日の初戦で森下が5回2/3を4失点、2戦目は守護神・栗林が2点リードの9回に1死も奪えずに6失点という悪夢の逆転負け。負の流れを断ち切ることができないまま、3戦目も劣勢で終盤に突入した。

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