バレーボール男子２０歳の新鋭・高橋慶帆が海外挑戦へ フランス古豪クラブ・パリに加入発表

高橋慶帆

　バレーボールの高橋慶帆（けいはん）＝法大＝が、フランスのリーグＡのパリへ加入すると１２日に発表された。身長１９４センチのアタッカーは、得点源のオポジットとして昨年の杭州アジア大会銅メダルに貢献。昨季は大学に在籍しながらＶ１リーグのジェイテクトでプレーした。２０２８年ロサンゼルス五輪代表入りが期待される２０歳は、４年後に向けて異国で腕を磨く。

　パリは２０００年からリーグで４連覇、０１年には欧州チャンピオンズリーグを制した古豪。１９年～２１年には元日本代表の福沢達哉氏、昨季はパリ五輪代表の宮浦健人（ジェイテクト）と甲斐優斗（専大）が在籍してきた。昨季はリーグ８位だった。

　◆高橋　慶帆（たかはし・けいはん）２００３年１０月１３日、千葉・旭市生まれ。２０歳。中学２年で競技を始め、千葉・習志野高では全日本高校選手権（春高バレー）に３年連続出場。２２年に法大へ進学し、経営学部の３年生。２３年に日本代表の登録メンバーに選出され、昨年は主にトップに次ぐＢ代表で活動。ポジションはオポジット。１９４センチ、８４キロ。最高到達点は３６０センチ。