【高校野球】仙台育英は初戦で古川工と対戦 地区予選４強 佐々木義恭主将「優勝にこだわっていきたい」…秋季宮城県大会組み合わせ決定

くじを読み上げる仙台育英・佐々木主将

　秋季高校野球宮城県大会（１９日開幕、石巻市民球場ほか）の組み合わせ抽選会が１２日、仙台市内で行われた。仙台育英は初戦の１回戦で古川工との対戦が決まった。上位３チームは東北大会（１０月１２日開幕、福島）へ出場する。

　仙台育英は、敗北を糧とし、県大会に挑む。くじを引いた佐々木義恭主将（２年）は「いよいよ本格的に始まるなとわくわくしている」と目を輝かせた。

　地区予選では準決勝で東北に３―７で敗れ４強止まり。意識改革を促し、予選後は「勝ちたい思いを再確認してきた」と話し合いを重ねた。「どんなチームをつくりたいのか自分たちで発言して行動できることが増えた」と佐々木。互いに厳しく指摘し合ったり、積極的な姿勢が見えるなど変化を実感している。

　技術面では投手陣を中心に整備をし直して、守り勝つ野球を目指してきた。目標の神宮大会出場に向け、県でも狙うは頂点。佐々木は「優勝にこだわっていきたい。ミスをしても切り替えて、迷わないプレーをしたい」と意気込んだ。

（秋元　萌佳）