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【ヤクルト】村上宗隆、青木宣親の引退会見で号泣「愛を持って接してくれましたし、たくさん叱ってくれた」

スポーツ報知 / 2024年9月13日 13時29分

現役引退を表明し、号泣する村上宗隆(右)から花束を受け取り、同じく号泣する青木宣親(カメラ・相川 和寛)

 ヤクルト・青木宣親が13日、都内の球団事務所で引退会見を行った。引退を決めた理由は「一番は自分の思ったようなパフォーマンスがファンに見せられなくなった」と説明。身近で支えてくれた家族への感謝や、21年間のプロ野球生活で「諦めなかった」ことを誇れることに挙げた。

 会見の終盤にはチームメートの山田哲人内野手と村上宗隆内野手が登場。花束を贈ると、それぞれが先輩への思いを語った。

 山田は入団時に現在青木が背負う23番をつけ、後にミスタースワローズの代名詞でもある1番をつけたことに触れ、「23番と1番という、たくさんノリさんの(背負った番号を)受け継がせていただきました。また、キャプテンも受け継がせていただきました。成績はもちろんですけど野球に対する姿勢、取り組み方というのはすごく勉強になったので、そういうところを後輩たちにもしっかり伝えて、継続できればなと思っています。お疲れさまでした」と感謝の言葉を残した。

 一方の村上は言葉を発することができず、号泣。隣にいた青木も「俺も涙出てくる。やめてくれよー!」と話すと、両人ともに涙腺が崩壊した。

 18年から宮崎で合同自主トレを行い、着実に成長。3冠王にまで上り詰めた村上は「とにかく行ききるっていう、とにかく結果を残し続けることが一番大変なのに、『その最初の第一歩目をすごく大事にしよう』と言っていただいて、今こうして僕がいますし、人ごとじゃなく、僕のことを愛を持って接してくれましたし、僕がまだ若くていろいろミスだったりとか、人間的にもダメなことをたくさんしてしまったときに、面と向かってたくさん叱って下さいましたし。表にはないところでたくさん叱っていただいたので、僕の道を正すというか、僕を人として愛を持って接してくれたところが一番かなと思います」と先輩への熱い思いを語った。

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