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王鵬が大関連破 豊昇龍の投げは想定内「待っているくらいの気持ちで」 横綱の孫の次はおいを食う

スポーツ報知 / 2024年9月13日 20時7分

王鵬(左)は豊昇龍をすくい投げで敗る(カメラ・越川 亘)

◆大相撲 ▽秋場所6日目(13日、東京・両国国技館)

 自己最高位で迎えている西前頭2枚目・王鵬(大嶽)が大関連破をやってのけた。豊昇龍(立浪)との一番は立ってすぐもろ差し。掛け投げにきたところを見透かすように、打ち返したすくい投げで勝負を決めた。「(豊昇龍は)ああいう体勢になったらどこからでも投げが飛んでくる。反応したというか、待ってるくらいの気持ちですね」と、してやったりだった。

 昭和の大横綱・大鵬の孫が、5日目の元横綱・琴桜の孫の大関・琴桜(佐渡ケ嶽)撃破に続き、元横綱・朝青龍のおいを破った。連日、結びの一番で大歓声を浴びている王鵬は「気負うとかの感覚があまりわからないです」と大物感を漂わせ、「みっともない相撲は取れないなと思ってやっています」と頼もしく語った。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「王鵬は冷静だった。投げに来るのが分かっている」と分析していた。

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