【中日】借金は今季ワースト１６ ＤｅＮＡ戦の４年連続負け越しも決定 立浪監督「ミスがたくさん出ている」

立浪和義監督

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ＤｅＮＡ５―２中日（１３日・横浜スタジアム）

　中日は、ＤｅＮＡの投手陣に苦戦して３連敗。借金は、今季ワーストの１６に膨らんだ。これで今季のＤｅＮＡ戦は７勝１３敗１分とし、４年連続の負け越しが決まった。

　打線は、ＤｅＮＡの先発・ケイを前に、６回まで２安打と二塁すら踏めず。４点を追う７回１死から、石川昂が左前打で出塁してチャンスメイク。山本の右翼二塁打で２死二、三塁とし、村松の左前適時打で２点を奪った。しかし、反撃もここまで。８回はウェンデルケンを前に３者凡退。９回は１死から、石川昂が右翼への二塁打を放つも、捕手からのけん制死で好機を生かせなかった。

　先発・松葉は援護に恵まれず、５回８安打４失点で、今季６敗目を喫した。初回には、福永が三塁への打球を後逸し、失点につながるなど、攻守でミスが目立っただけに、立浪監督は「レギュラーを取れるかどうかって選手もたくさんいる中で、気を抜いたプレーじゃないけど、ミスがたくさん出ている。我々の指導不足かもしれませんけど、やれることをもっとやっていかないとチームが変わっていかない」と語気を強めた。