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【ソフトバンク】ソフトバンク・栗原陵矢が大谷超えの驚異のハイペースで二塁打を量産 

スポーツ報知 / 2024年9月13日 23時24分

1回1死二塁、栗原陵矢は先制となる右中間適時二塁打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク8―3オリックス(13日・京セラドーム)

 ソフトバンクの栗原が驚異的なペースで二塁打を積み重ねている。1回1死二塁、山下のカーブを右中間に運ぶ先制の二塁打。「とにかくつないでいくという気持ちだけでした。結果的に先制のタイムリーという打撃ができて良かったです」と喜んだ。9回の5打席目にも二塁打を放ち、両リーグ最多の二塁打数を「37」に伸ばした。9月の9試合だけで11本目。1948年の笠原和夫が持つ球団のシーズン最多記録「40」がいよいよ見えてきた。

 柳田が離脱後の6月以降、不動の3番に座り、山川、近藤と強力クリーンアップを結成している。山川がリーグの本塁打、打点トップ、近藤が同打率トップに君臨しているが、その2人の前に二塁打王がいるのだから、打線の破壊力は抜群だ。

 ドジャースの大谷翔平はこの日まで47本塁打、48盗塁。両部門ともNPBの選手は大きく数字で差をつけられているが、二塁打は大谷の「30」を栗原が上回っている。チームは4年ぶりリーグ制覇のマジックが10となった。ファイナルカウントダウンへ、ホークスが誇る二塁打王のバットが活性化してきた。

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