【オリックス】アクシデント続出！１試合で４人負傷交代 痛すぎる３連敗 ３位と７・５差変わらず

３回、交代を告げた中嶋聡監督（カメラ・義村　治子）

◆パ・リーグ　ソフトバンク８―３オリックス（１３日・京セラドーム）

　オリックス・中嶋監督は丁寧に断りを入れた。「きょうはもういいかな？」。３連敗を喫し、３位・ロッテとは７・５差のまま。試合後の囲み取材を手短にしたのは、選手にアクシデントが続出したからだった。

　１試合で４人が負傷交代する事態だった。中でも１番・広岡と捕手の若月は相手と交錯し、頭部を強打。ともに大阪市内の病院で検査を受け、詳細は１４日に判明する予定だ。中嶋監督も「脳しんとう系のやつは、聞かないと分からないので…」と心配そう。競技復帰までのプログラムを消化するため、登録を一時、抹消される可能性が高そうだ。

　リリーフ陣では８回に吉田が右足に打球を当てて交代。軽症だったものの、急きょ投入された宇田川も右肘の違和感で降板した。ファームでは山岡らが状態を上げているが、離脱なら痛恨。残された全員で力を振り絞り、崖っぷちで踏ん張るしかない。（長田　亨）