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「47発&48盗塁」の大谷翔平、「50―50」に前進なるか ブレーブス戦「1番DH」スタメン

スポーツ報知 / 2024年9月14日 4時31分

◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(13日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日午前8時20分開始予定)、敵地・ブレーブス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。11日(同12日)の本拠地・カブス戦で本塁打を放って盗塁を決めて「47本塁打&48盗塁」。残りは16試合。前代未聞の「50―50」へ前進することが期待される。

 11日(同12日)のカブス戦では、初回先頭の1打席目に打球角度19度の低い弾道で、打球速度118・1マイル(約190・1キロ)という強烈な打球を右中間席に運び、47号先頭打者本塁打。2回の2打席目には四球を選ぶと48個目の盗塁となる二盗を決め、3打席目には打点ランキング単独トップに浮上する中前への2点適時打を放ってシーズン104打点となるなど、4打数2安打3打点の大暴れだった。12日(同13日)は試合がなく、敵地に乗り込んだ。

 ナ・リーグ東地区3位で、ワイルドカード枠争いをしているブレーブス4連戦初戦の対戦する先発投手は、右腕のスペンサー・シュウェレンバック投手(24)。今年5月にメジャーデビューし、ここまで17登板で5勝7敗、防御率3・78の成績を残している。平均155キロほどの直球を軸にスライダー、カーブなどが主体。ネブラスカ大時代には遊撃手と投手を兼任していた元二刀流で、大谷は初対戦になる。

 ドジャースの試合がなかった12日(同13日)時点で、地区優勝へのマジックは「11」。歓喜の瞬間も少しずつ近づいている。個人タイトル争いも佳境。2年連続の本塁打争いは、21試合連続本塁打なしで37本の2位オズナ(ブレーブス)とは10本差でほぼ当確だが、打点は2位のアダメズ(ブルワーズ)が2打点差、3位オズナが6打点差と迫っている。

 大谷はここまでチーム146試合中、143試合に出場。569打数166安打(リーグ2位タイ)の打率2割9分2厘(同5位)で、47本塁打(同1位)、104打点(同1位)、OPS・992(同1位)で、25連続成功中の盗塁も48で、リーグ2位に入っている。

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