塚本高史キッパリ「舞台はやりません」「嫌なので」理由にスタジオ驚き「ハッキリ言うたな」

塚本高史

　俳優の塚本高史が１３日のＴＢＳ系「Ａ―Ｓｔｕｄｉｏ＋」（金曜・後１１時）に出演した。

　２００２年のＴＢＳ系「木更津キャッツアイ」をはじめ現在放送中の同局系「西園寺さんは家事をしない」（火曜・後１０時）などの人気ドラマに出演。司会の笑福亭鶴瓶は「ドラマによう出てるよね」と言うと、塚本は「舞台とかはやらないですね。やったことないですね」と明かした。

　「俳優　塚本高史『舞台はやりません』」というテロップを出し、その理由に迫った。鶴瓶が「なんで？」とたずねると、塚本は「舞台ってけいことかがあるじゃないですか。たぶん飽きちゃうんですよね」と答えた。鶴瓶は「ハッキリ言うたな」と笑いながらも共感し「実際、俺も割とそういう性格やからあれやけど、１か月舞台やるっていうと、どこでモチベーションを持ってやってるのかっていうのは、すごく考えたことある」と語った。

　それを聞いた塚本は「そうですね」とうなずき「結構、瞬発力の人間だと思うんですよ。ドラマとか映画だと『よーいスタート、本番』でバッと出せば終わりじゃないですか。だけど舞台ってずっと見られてるし、公演期間はずっとそのモチベーションを保たないといけないと思うんですよ。やったことないのでイメージですけど。例えば重い役柄だったりとか、セリフが多い役柄だったら、常にセリフや役のことを考えるのが、嫌なので」と説明した。

　塚本の２０年来の親友だという佐藤隆太を事前取材した藤ヶ谷太輔は「とにかく『舞台やろうぜ』って説得してきてくれ、って。でもあの人は出ないことにとにかく全力だから、それをどうにか一緒に舞台やんないか、って」と佐藤の思いを伝えると、塚本は苦笑しながら「常に保っていなきゃいけないスタンスが僕は合わないと思うので。けいこの期間もしかり。家に帰っても次の日のことを考えたりとか。そんなんで人生終わりたくないですよ！」とホンネをぶちまけると、スタジオは笑いに包まれた。