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岩崎亜久竜は3差3位に後退 「風に勝つミスショット」で中盤はトラブル続き

スポーツ報知 / 2024年9月14日 16時48分

12番、ティーショットを放ちサングラスを取り行方を見つめる岩崎亜久竜(カメラ・今成 良輔)

◆男子プロゴルフツアー ANAオープン 第3日(14日、北海道・札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 首位と1打差の2位から出た岩崎亜久竜(あぐり、フリー)は6バーディー、3ボギーの69で回り、通算14アンダーの3位に後退した。中盤はスコアを落とすも、最終18番では下の段から15メートルをねじ込み、首位と3打差で最終日を迎える。

 この日は7番までに4バーディーを奪うも、8番パー3から状況が一変。右からのアゲンストが吹く中、低く放ったティーショットはグリーン左奥にこぼれた。3打目でも乗らず、ボギーとなった。続く9番パー5ではティーショットを右隣の15番へ打ち込んだ。「8番から15番までトラブルだった」と苦笑いを浮かべた。

 67で回った2日目は「林に行かなかった」と好スコアの要因を語っていた岩崎。この日は強風が吹き付けたが、「風が関係ないくらい悪かった」とティーショットが荒れていたと振り返る。「風に勝つミスショット。戦わせても勝っちゃう。風が弱かった」と報道陣を笑わせた。終盤も立て直せたわけではないと言い、「何とかそのホール内に収められるようにはなった」と話した。

 昨年10月の日本オープン以来、ツアー2勝目へ3打差を追う。「最後3パットをしないようにしたのが入ってくれた。明日につながれば」と前を向いた。松山英樹と同じく黒宮幹仁コーチに師事する26歳。兄弟子のパリ五輪銅メダル獲得にも刺激を受け、約1年ぶりの勝利を目指す。

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