Ｊ３岩手が今季初の連勝ならず 八戸との「南部ダービー」で惜敗

後半、競り合う岩手・河辺（右）と八戸・音泉

◆明治安田Ｊ３リーグ第２８節　岩手１―２八戸（１４日・いわスタ）

　最下位と苦戦する岩手は八戸に１―２で敗れた。シュートは１０―６と上回りチャンスも多かったが１得点にとどまり、前節の琉球戦（２〇１）に続く今季初の連勝はならなかった。星川敬監督は「（内容が）向上しているのは目に見えて感じているけど、きょうは勝ち点を取るべき試合でした」と振り返った。

　八戸はＦＷ佐々木快の２得点で３試合ぶりに勝利し、Ｊ２昇格プレーオフ（６位以内）争いに食らいついた。かつては同じ南部藩に属していたことから「南部ダービー」と呼ばれる隣県対決で、佐々木は前回対戦と合わせて今季３ゴールの岩手キラー。「キャンプや練習試合でも（得点を）決めているので、いいイメージはあった。プレーオフに行けるよう頑張ります」と気合を入れ直した。