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藤川球児氏が分析 勝敗分けた巨人・岡本和真の3回好機の空振り三振「優勝を意識する時期に入り…」

スポーツ報知 / 2024年9月15日 5時5分

7回2死一、二塁、見逃し三振に倒れた岡本和真(カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 巨人1―4ヤクルト(14日・東京ドーム)

 勝敗を分けたポイントは0―0の3回1死二、三塁の岡本和の打席だろう。

 初球のインローのボール気味のカットボールをファウル。内野は前進守備を敷いておらず、相手先発・高橋と好相性だったことも相まって無理に打ちにいったように映った。続く2球目はヤクルト・中村の巧みなリードによる強気の内角直球でストライクを奪われ、最後は外角高めに浮いたチェンジアップを追いかけ、空振りの3球三振に倒れた。

 打線は初回、2回とも得点圏の走者をかえせていなかった。優勝を意識する時期に入り、勝ちたいがゆえに、何とかバットに当てたいという気持ちになっていたのではないか。坂本らも軽打をしているような印象を受けた。

 一方で、5回2失点の井上には将来的なエース候補としての伸びしろを感じた。投球フォームを含めて、段階を踏んでしっかり磨いてきた、という芯の強さがうかがえる。特に真っすぐの軌道が良く、右打者へのクロスファイアが申し分ない。投手コーチの杉内、内海らの薫陶を受け、素晴らしい成長曲線を描いている。阿部監督の6回からの継投策も試合を動かすための攻めの一手。結果はマイナスに出たが、勇気のいる決断だ。リーダーシップを発揮している。(藤川 球児)

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