町田の日本代表ＤＦ中山雄太が前半５分に負傷交代 右膝を負傷か アジア最終予選は２試合出場なし

町田・中山雄太

◆明治安田Ｊ１リーグ▽第３０節　福岡―町田（１４日・ベスト電器スタジアム）

　町田の日本代表ＤＦ中山雄太が、福岡戦の前半５分に負傷交代となった。前半２分、福岡ＦＷウェリントンと競り合った際に右膝付近を負傷。担架は使わず、歩いてピッチをあとにしたが、ＤＦドレシェビッチと交代となった。

　今夏、町田に加入した中山は、２６年北中米アジア最終予選で日本代表にも復帰。中国戦、バーレーン戦では出場がなかったが、１２日にチームに再合流した際には「試合に絡みたかったが、まずは（日本代表で）自分の立ち位置の現状がとらえられたことはポジティブ。Ｗ杯まで時間はありますし、積みあげていければ。悔しさはもちろんあるので、そこはチーム（町田）でぶつけて行ければ」と話していた。中山は２２年カタールＷ杯の目前の１１月に右アキレス腱を断裂し、Ｗ杯のメンバーを辞退。前所属の英２部ハダーズフィールドでは負傷に泣かされたが、町田では加入直後から存在感を放っていた。