ＦＣ東京、帝京大からスポーツ医科学サポート…業務提携契約締結

　ＦＣ東京は１４日、帝京大学とスポーツ医科学サポートにおける業務提携契約を締結したと発表した。

　日本屈指の設備等を活用したスポーツ医科学センターによるサポートを通じて、選手のコンディショニング管理と、選手一人、ひとりの能力を最大限に発揮できる環境づくりを目的に締結するもので、「選手のコンディショニング管理・パフォーマンス向上」「怪我予防」「怪我からの早期回復」を目指して取り組んでいく。

　名古屋戦の試合前に国立競技場内で、帝京大の冲永佳史理事長・学長、スポーツ医科学センターの中川匠センター長、ＦＣ東京の川岸滋也社長、小原光城ＧＭが記者会見を実施。川岸社長は「昨今、サッカーのシーズンが過密日程になっていて、この傾向は年々進んでいる。そういう意味でも選手のコンディション、パフォーマンスの向上に向けて、こういった取り組みがものすごく重要。ＦＣ東京にとってとても大きな取り組みになることは間違いないと思います」と話した。

　また小原光城ＧＭも「ここ数年、リーグタイトルを目指す、常に上位を争っていくチーム力をつけるという上で、メディカル、フィジカル体制が大きな課題であり、大きな取り組みとしてプロジェクトとしてやっていました。今回の取り組みは非常に我々にとって、大きな大きなパワーになって、助けになって頂ける。日本唯一の設備等を活用した、スポーツ医科学センターによるサポートを通して、選手のコンディション管理、パフォーマンスアップ、選手の能力の最大値を発揮させる環境作りを目的にしている。日本でトップを走れるような取り組みをクラブとしてしていきたい」と意義を説明した。