1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

無双状態の大の里止める役目なのに、琴桜もう2敗理解できない 勝ちたい気持ち強すぎるのか…元大関・琴風の目

スポーツ報知 / 2024年9月15日 6時10分

若元春(右)に寄り切りで敗れた琴桜(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽秋場所7日目(14日、東京・両国国技館) 

 大関・琴桜は西前頭3枚目・若元春に寄り切られ、痛恨の2敗目を喫した。大の里を1差で追うのは関脇・霧島の一人となった。

 無双状態の大の里の勢いを止めるのが大関の役目なら、琴桜の7日目までの2敗は理解できない。若元春は簡単な相手ではないが、現在の力関係からすれば、スムーズに超えることができるはず。立ち合いで左を入れられ、右の上手が肩越しで深くなった。元々が腰高の力士。かいな(腕)を返され、腰がさらに伸び棒立ち状態になってしまった。

 琴桜はついていかなくてはいけない場面。負けてはいけない局面で何度も足踏みしてきた。今場所も調子は悪くない。それなのに勝ちたい気持ちが強くなり慎重になってしまったのか。“無冠の帝王”の原因はそこにあるのかもしれない。

 横綱不在の場所で主役の座はすでに大の里に奪われている。情けないと自分自身に怒ってほしい。天国の先代、佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)もきっと悔しがっているだろう。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

琴桜 痛恨の2敗目だ。若元春との結びの一番は立ち合いで差し負け、相手得意の左四つに。土俵際の強引な左すくい投げも効果が薄く、寄り切られた。左差しを警戒していたか、と問われ「頭には入っていた。切り替える」と絞り出した。幕内後半戦の粂川審判長(元小結・琴稲妻)は「二本差しにいって左を差され、上手を切られる最悪の結果になった」と指摘していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください