1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

羽生結弦さん「全身全霊を込めて全力で」15日石川で舞う 能登半島復興支援チャリティー演技会

スポーツ報知 / 2024年9月15日 5時0分

「能登半島復興支援チャリティー演技会」のリハーサルに臨む羽生結弦さん(右)と無良崇人さん(カメラ・矢口 亨)

 プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(29)らが出演する「能登半島復興支援チャリティー演技会」は15日、石川県で開催される。14日は会場でリハーサルが行われ、無良崇人さん(33)、鈴木明子さん(39)、宮原知子さん(26)とオープニングとフィナーレの振り付けを入念に確認。羽生さんは「全身全霊を込めて、全力で滑らせていただきます」と被災地に思いを寄せた。演技会は午後3時に開演。会場での観覧はできないが、映像配信サービス「Lemino」を通して生配信され、配信収益は石川県に寄付される。

 演技会に懸ける熱量が、前日のリハーサルからあふれていた。羽生さんは、無良さん、鈴木さん、宮原さんと、オープニングとフィナーレのプログラムを、2時間半にわたって入念につくり上げていった。出演者4人が氷上にそろったのはこの日が初めてだったが、さっそく息の合った滑りを披露。その後の練習では4回転トウループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、キレのある動きは相変わらずだ。

 3月だった。今回の演技会を主催するテレビ金沢の元に、羽生さんの声が届いた。「能登のために何かできることはありますか」。東日本大震災発生から13年となった地元・宮城でのアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2024」を終えてすぐのことだった。

 「石川で滑ることに意味がある」と羽生さんは言った。会場、配信方法などテレビ金沢と話し合いを重ね、実現に至った。配信収益は石川県に寄付される。羽生さん自身も東日本大震災で被災した。被災地への思いは人一倍強い。6月には輪島市を訪問。自らの足と目で、被災地の現状を見て回った。

 「能登半島復興支援チャリティー演技会」のタイトルは「挑戦 チャレンジ」。困難を乗り越え前に進もうというメッセージが込められている。能登の4か所でパブリックビューイングも開催される。「まだまだ本番まで調整を続けて、本当にいいものを届けたい」。羽生さんが、能登への思いを込めて舞う。(高木 恵)

 ◆配信 「能登半島復興支援チャリティー演技会」は「Lemino」で生配信。見逃し配信期間は15日午後4時30分~30日午後11時59分。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください