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琴桜が痛恨の2敗目 若元春に不覚「切り替える」 粂川審判長「最悪の結果になった」

スポーツ報知 / 2024年9月14日 19時35分

若元春(右)に寄り切りで敗れた琴桜(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽秋場所7日目(14日、東京・両国国技館)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が痛恨の2敗目を喫した。関脇経験者の西前頭3枚目・若元春(荒汐)との結びの一番は立ち合いで差し負け、相手得意の左四つになった。懸命につかんだ右上手を切られると後退。土俵際の強引な左すくい投げも効果が薄く、寄り切られた。左差しを警戒していたかと問われ「頭には入っていました。切り替えます」と声を絞り出した。

 トップを走る関脇・大の里(二所ノ関)とは2差に開き、初賜杯へ向けては痛い黒星となった。琴桜が所属する佐渡ケ嶽部屋付きで、幕内後半戦の粂川審判長(元小結・琴稲妻)は「相手(得意)の四つになってしまった。2本差しにいって左を差され、上手を切られる最悪の結果になった。立ち合いは一瞬にして中に入られたからね。簡単な相手ではないけど、相手の四つになったらね…。痛い黒星ですね」と指摘していた。

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