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町田が首位再浮上! 中山雄太、昌子源の両CBが前半で負傷交代 右SB望月ヘンリー海輝が代役CBに

スポーツ報知 / 2024年9月14日 20時39分

FC町田ゼルビア

◆明治安田J1リーグ▽第30節 福岡0―3町田(14日・ベスト電器スタジアム)

 J1は6試合が行われ、町田はMF藤本一樹(26)の2ゴールなどで福岡に3―0と勝利し、前節広島に明け渡した首位の座を奪い返した。日本代表DF中山雄太(27)、元日本代表DF昌子源(31)の両センターバックが前半のうちに負傷交代する緊急事態を乗り越えた。広島は鹿島との上位対決に2―2と引き分け、2位に後退した。

 町田は両センターバックを前半で欠くというアクシデントにも揺るがなかった。後半6分、得意のロングスローを起点にMF藤本が先制点を奪うと、その後も手を緩めず計3ゴール。2引き分けを挟みリーグ戦3試合ぶりの勝利で、前節広島に明け渡した首位の座を奪い返した。殊勲の藤本は「勝利という最高の形を届けられて良かった」と負傷者たちを思いやった。

 前半5分、アジア最終予選から戻った日本代表DF中山が、右膝付近を痛めた様子で交代。さらに同33分、自陣CKの競り合いで顔面を打ったと見られる昌子が、立ち上がることができず担架に乗せられて交代した。守備の要2人を同時に欠く、という緊急事態に見舞われた。

 昌子負傷時にはCBの控えがおらず、本来右サイドバックの日本代表DF望月が、CBとして投入された。望月は初招集された日本代表では2試合ともにベンチ外。12日に合流した町田の練習後には、黒田剛監督(54)から「ただ(代表に)参加しただけで終わって欲しくない」と“お説教”も受けた。この日はベンチスタートから慣れないポジションで奮闘し、無失点に貢献。J1で9年ぶりに先発した40歳FW中島含め、泥臭く戦った町田。J1初昇格初優勝に向け、大きな勝ち点3を積み上げた。

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