Ｊ２仙台 過去３戦未勝利と苦手の藤枝に２―３で敗れる

前半４３分、ゴールを決める仙台MF郷家友太（中央）

◆明治安田Ｊ２リーグ　▽第３１節　藤枝３―２ベガルタ仙台（１４日・ユアテックスタジアム仙台）

　仙台が藤枝に２―３で敗れた。　

　苦手意識のある相手に早々にゴールを許した。前半４分、背後を狙ったロングパスをセンターバックの間に入れられると、マークを付ききれずにゴールライン際左の角度のないところからダイレクトでシュートを許し失点した。

　その後もハイプレスを仕掛けボールを奪いに行こうとしたが、巧みなビルドアップでかわされテンポをつかめなかった。前半３０分には右サイドからショートパスをつながれるとボールに触ることができず、完璧に崩されてペナルティーエリアに進入されネットを揺らされた。

　落ち着きを取り戻した０―２の前半４３分には左サイドを崩し、ペナルティーエリアでパスを受けたＭＦ松井蓮之がボールを落とすと、ＭＦ郷家友太が狙い澄ましたシュートで１点を返した。

　勝利を目指しゴールを狙いにいった後半だったが、１０分には１失点目同様ロングパス１本から個人技でゴールを許し１―３。後半アディショナルタイム１分に１点差としたが、追いつけなかった。今季残り７試合と佳境を迎えるなかで、手痛い黒星となった。