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大の里が自己新の7連勝 速攻2秒9 平戸海を寄り切り 大関昇進目安まであと「5勝」へ「集中する」

スポーツ報知 / 2024年9月14日 20時40分

大の里(左)が平戸海を寄り切りで下し7連勝を決める(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽秋場所7日目(14日、東京・両国国技館)

 関脇・大の里(二所ノ関)が自己新の7連勝を飾った。小結・平戸海(境川)に立ち合いで、右をねじ込むと左でおっつけた。そのまま前に出て、寄り切った。わずか2秒9の速攻で決め、「よかったです」とうなずいた。6日目の元大関・正代(時津風)にも右を差して左をおっつける形で勝っており、自信がついたのかの問いに「いや。そこまででは…はい」と答えた。

 単独首位を堅持し、2度目の賜杯の期待もかかる。大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」まであと5勝。それでも「集中する」と繰り返した。

 平戸海は同じ2000年生まれの24歳。夏場所から2連敗中だったが、「一日一番集中するだけ」と多くは語らなかった。八角理事長(元横綱・北勝海)は「大の里は迷いがない。名古屋場所より落ち着いている」とたたえた。勝ち越し王手も大の里は「先のことは考えていない。明日の相手だけを考えている」。8日目は先場所初日に敗れた御嶽海(出羽海)。元大関から初勝利をあげ、さらに勢いに乗る。

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