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FC東京MF東慶悟、30節での今季初先発で7戦ぶり勝利に導く今季初ゴール「やってやろうという気持ちはありました」

スポーツ報知 / 2024年9月14日 22時39分

◆明治安田J1リーグ▽第30節 FC東京4―1名古屋(14日・国立)  

 FC東京が国立主催試合で名古屋と戦い、4―1の快勝でリーグ7戦ぶりの勝利を手にした。

 6戦未勝利(2分け4敗)で迎えた一戦で、34歳のMF東慶悟がボランチで今季初先発すると、前半13分に仲川のシュートをGKがはじいたこぼれ球を滑り込みながら押し込んで、決勝点となる今季初得点を決めた。

 開幕直後の右太ももの負傷で約2か月の離脱期間もあり、なかなか先発機会に恵まれなかった背番号10は「さすがにこの年になって、高ぶる(気持ちは)あまりなかったけど、久々のスタメンだったので、もちろん、やってやろうという気持ちはありました。個人としては確実にここ2、3試合で序列が変わって、チャンスは来ているなと自分でも分かりますし、勝利とゴールという結果はこれからも続けていきたい」と話した。

 この1点をきっかけに、前半31分には仲川輝人がエリア内で倒されて獲得したPKを、ディエゴオリベイラが冷静に決めて追加点。後半にも高宇洋、仲川が得点を決めて、今季最多4得点を奪って、7月13日の新潟戦(2〇0)以来の白星を手にした。これでチームは改修後に国立で開催された試合は9戦無敗(8勝1分け)で、今季は4戦4勝となった。

 それでも順位は8位にとどまっていることもあり、東は「チームとしては課題がいっぱいあるし、順位は全然低いので、国立で勝って満足していたら終わりですし、次の浦和、マリノスとアウェーで難しい試合があるので、そういうところにも勝っていかないと上はないと思う」と見据えた。

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