【巨人】堀田賢慎が３か月ぶり１軍で２回０封 Ｖ争い佳境へ「気持ちの準備をして、飲まれないように」

３か月ぶりの１軍登板で結果を残した堀田賢慎（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人１―４ヤクルト（１４日・東京ドーム）

　巨人の堀田賢慎投手が、３か月ぶりの１軍登板に臨み、２回無安打無失点１奪三振と好投した。

　この日、出場選手登録され、４点差の７回から３番手で登板すると、中村、代打の川端、長岡をわずか９球で３者凡退。８回は並木を二直、サンタナを遊ゴロで簡単に２死を奪った。村上には四球を与えたが、最後は先制打を放っていたオスナをスライダーで遊直に仕留めて役目を果たした。

　ファームで見つめ直した直球を軸にヤクルト打線を封じ「めちゃめちゃ力んでしまったことは反省ですが、その中で抑えれたっていうのは自信になりました。この投球を続けていきたい」。優勝争いの中でチャンスが巡ってきたことを意気に感じながら、「経験をさせてもらっているのはうれしく思いますけど、その分、責任感を感じながら。何試合か後にマジックがついてきて、もっと緊張する場面で来ると思うので、気持ちの準備をして、飲まれないようにしていきたいな」と意気込んだ。