北口榛花が逆転で２連覇！最終投てきで６６メートル１３の今季自己最高…ダイヤモンドリーグ・ファイナル

◇陸上　ダイヤモンドリーグ（ＤＬ）ファイナル（１４日、ベルギー・ブリュッセル）

　女子やり投げで、パリ五輪金メダルの北口榛花（ＪＡＬ）が最終６投目に６６メートル１３の今季自己最高記録をマークし、２連覇を達成した。

　今夏のパリ五輪では、６５メートル８０をマークし、日本女子トラック＆フィールド種目初の金メダルに輝いた。昨年のブダペスト世界陸上を初制覇してから五輪での優勝を期待され続けてきた中で、堂々優勝を勝ち取っていた北口。今大会でも勝負強さを発揮した。

◆北口　榛花（きたぐち・はるか）１９９８年３月１６日、北海道・旭川市生まれ。２６歳。バドミントンは小学６年時の全国大会団体戦で優勝も、旭川東高で陸上やり投げに転向。２年時から全国高校総体を連覇。３年時の２０１５年世界ユース選手権（コロンビア）で金メダル。１６年に日大へ進学。１９年に６６メートル００の日本新（当時）を樹立した。２０年にＪＡＬ入社。２１年東京五輪１２位。世界陸上は２２年オレゴン大会で銅メダル、２３ブダペスト大会で金メダル獲得。２３年９月に６７メートル３８の日本新記録をマーク。２４年８月のパリ五輪で金メダル獲得。家族は両親。