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レッドソックス吉田正尚、ヤ軍エースのコールを攻略「積極的に仕掛けた」日米通算1000試合目でマルチ安打3打点

スポーツ報知 / 2024年9月15日 6時57分

◆米大リーグ ヤンキース1―7レッドソックス(14日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は14日(日本時間15日)、敵地・ヤンキース戦に「4番・DH」で先発し、メジャー238試合目の出場を果たして、オリックス時代の762試合を合わせ日米通算1000試合を達成した。0-1で迎えた4回1死一、三塁の第2打席に、相手先発コールから左翼線へ同点エンタイトル二塁打を放つと、続くアブレイユの右前打で、三塁を蹴って本塁に激走生還。5回1死満塁では中前に2点適時打を放つなど、2試合連続今季24度目のマルチ安打を達成した。吉田は4打数2安打3打点1得点で、打率2割9分1厘。試合は7―1で快勝した。試合後の吉田の主な質疑応答は以下の通り。

 ◆吉田に聞く

 ―エースのコールと対戦。最初のタイムリー振り返って

「初球高めに手出してしまったが、ゾーンに来たら、積極的に行こうと思っていた。今日が風が吹いていたので、切れずにいいところに飛んでくれた」

 ―2点タイムリーはナックルカーブを打った。

「1球見逃して、最後にちょっと高めに浮いてきたので、それも飛んだコースが良かった」

 ―ディバースへの敬遠をどうみていたのか。

 「過去の対戦もあるだろうし、僕が入団する前から色々あると思うので。はい。そういうことだと思います。苦手意識があるっていうか、あっちの作戦だと思います」

 ―その後で回ってきた打席。打ってやろうという意識は。

 「特別、そんなはなかったですけど、単純に塁に(走者が)いるという状況」

 ―コールに対しては3打席とも最初から振った。

「去年も含めて相性というか、結果(過去7打数1安打、1割4分3厘)が出てなかったので。(ボールを)見て見て、ではね…。強い球どんどん投げてくるピッチャーですので、自分から積極的に仕掛けたいなっていうのはありました」

 ―プロ通算1000試合目。9年間で4桁の数字を積み上げた。

「本当に1試合1試合の積み重ねなので、記録って。最後振り返った時に、振り返ればいいだけなので。ここまで来れたのは、本当に一人だけではなくて、家族はじめ、色んな方のサポートがもちろんあります。これからも色々な出会いがある中、そういう方たちと作り上げていけでばいいなと思います。悔いのないようにというだけですね」

 ―1勝2敗で明日は同カード最終戦。

 「また明日が来ますので、それに向けて準備するだけかなと思います。また大事な試合になると思います」

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