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【高校野球】報徳学園が24年ぶりの初戦敗退で来春センバツ絶望的 明石商、社に続き今夏4強校3つが2回戦で敗退

スポーツ報知 / 2024年9月15日 14時10分

初戦敗退で3年連続センバツ出場が絶望的となり肩を落とす報徳学園の選手たち(カメラ・瀬川 楓花)

◆秋季兵庫県大会▽2回戦 西脇工4X―3報徳学園(15日・明石トーカロ)

 秋季兵庫県大会は2回戦が行われ、2年連続センバツ準優勝の報徳学園が、西脇工にサヨナラ負けを喫した。秋の初戦敗退は24年ぶりで、来春センバツ出場が絶望的となった。

 先発の最速145キロ右腕・江藤達成(1年)が初回に2点を先制されるも、4回1死一、二塁で女房役の降旗洸捕手(1年)が左翼スタンドへ3ラン。一気に試合をひっくり返した。しかし、3―2の6回、ヒットと2つの四死球で1死満塁のピンチを招き、背番号1の岡田壮真(2年)に交代。ここでスクイズを決められ、同点にされた。

 打線は7、8、9回全て先頭が出塁しながら得点できず。最終回2死二塁、ショートへの内野安打で二塁走者に生還され、3季連続の甲子園出場が厳しくなった。

 夏の甲子園メンバーで、今大会ベンチ入りした選手は、主力だった山岡純平二塁手(2年)ら3人。また、この日のスタメンは9人中7人が1年生だった。大角健二監督は「まだチームができあがっていない秋は大会の中で強くなっていくというところで、今日の大前提は勝つと言うところだったので。まだまだもろさを感じた。大会での失敗はいい意味でも悪い意味でも大きいので、勝つってことが全てだったんですけど、そこに導いてやれなかった」と肩を落とした。

 14日には、社と明石商が敗退しており、今夏4強校のうち3校が2回戦で敗退となっている。

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