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岩崎亜久竜が今季初優勝&通算2勝目 同じコーチに師事する松山英樹のパリ五輪銅メダル獲得に発奮

スポーツ報知 / 2024年9月15日 14時57分

仲間と抱き合い笑顔の岩崎亜久竜(カメラ・今成 良輔)

◆男子プロゴルフ ANAオープン(15日、北海道・札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 3打差3位で出た26歳の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)が1イーグル、6バーディー、1ダブルボギーの66をマーク。最終日逆転で昨年のメジャー、日本オープン以来となる通算2勝目を手にした。

 最終日は1番で4メートルを沈めてバーディー発進。だが、2番で4オン2パットのダブルボギーをたたいた。その後は持ち直してスコアを伸ばし、永野竜太郎(フリー)、大岩龍一(フリー)と通算17アンダーの首位に並んだ12番パー5でイーグルを奪い、混戦から抜け出した。節目の50回記念大会で頂点に立った。

 第1ラウンドは66で回り、3打差4位発進。第2ラウンドは「林に行かなかったこと、パットが良かった」と振り返り、5つ伸ばして1打差2位に浮上した。だが、第3ラウンドはティーショットで苦戦。「8番から15番までトラブル続きだった」。69と思うようには伸ばせずに3位に後退した。

 11日までは師事する黒宮幹仁コーチが会場に訪れていた。「少しハンドダウンになっていたのを直した」とアドレスの指導を受け、今大会に臨んだ。同じく黒宮コーチの指導を受ける松山英樹がパリ五輪で銅メダルを獲得。岩崎はテレビ観戦し「4年に一度の試合であれだけ成績を出せるのがすごい。想像できないくらい準備をして、プレッシャーの中でやってたんだろうな」と刺激を受けたという。8月の米男子ツアー、プレオフシリーズのフェデックス・セントジュード選手権で松山が優勝した際も、祝福の連絡をしたそうで「いいところを吸収したい」と尊敬のまなざしを向けている。

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