ボクシング3団体王者“カネロ”・アルバレスが判定勝ち 16連続初回KO勝ちのベルランガから3回にダウン奪取
スポーツ報知 / 2024年9月15日 15時25分
◆プロボクシング ▽WBA米大陸フェザー級(57・1キロ以下)タイトルマッチ10回戦 〇スティーブン・フルトン (判定) カルロス・カストロ●▽WBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級(76・2キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇サウル・アルバレス (判定) エドガー・ベルランガ●(14日=日本時間15日、米国ネバダ州ラスベガス T―モバイル・アリーナ)
WBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチが14日、ラスベガスで行われ、統一王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)がWBA1位、WBO4位、WBC8位エドガー・ベルランガ(プエルトリコ/米国)に判定勝ち。WBAは9度目、WBCは8度目、WBOは6度目の防衛に成功した。
戦績は34歳のカネロが62勝(39KO)2敗2分け、27歳のベルランガが22勝(17KO)1敗。
カネロは序盤から、デビューから16連続初回KO勝ちの記録を持つベルランガを圧倒。3回には強烈な左でダウンを先制した。その後も強烈なボディーなど上下に強打を放ったカネロ。10回には終了10秒前の合図を勘違いして“隙”を見せたところを攻められる場面もあったが、最後まで攻撃の手は止めず。KO勝ちこそならなかったものの、118―109、118―109、117―110の3―0で圧勝した。
「私の経験と才能の差が出た。私はよくやった。私が若いファイターと戦わないと言う人は何というだろうね。私は世界最高のファイターだ」と胸を張ったカネロ。挑戦者は「今夜、私は伝説の選手と戦い、プエルトリコを代表するためにベストを尽くした。彼のベストショットを食らったが、彼のパンチを受け止めて打ち返すことができると思っていた。もっとジャブを打てたかもしれない。でも、私は伝説の選手と戦っていたんだ」と負けを認めていた。
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