山下美夢有は今季７度目２位「悪いなりにまとめられているが、それでは優勝できない」と受け止め

２番、ティーショットを放つ山下美夢有　（カメラ・馬場　秀則）

◆女子プロゴルフツアー　住友生命レディス東海クラシック　最終日（１５日、愛知・新南愛知ＣＣ美浜Ｃ＝６５６０ヤード、パー７２）

　２年連続年間女王の山下美夢有（みゆう、加賀電子）は２打差の単独首位から出て３バーディー、ボギーなしの６９で通算１５アンダー。６４をマークした岩井明愛（あきえ、ホンダ）に逆転を許し、１打差の２位で敗れた。

　山下は７月の大東建託・いい部屋ネットレディス、前週のメジャー・ソニー日本女子プロ選手権に続くツアー３戦連続で、今季７度目の２位。大会３日間を通じてボギーなしだったが、及ばなかった。

　ラウンド後は「ショットが曲がっていて、チャンスにつく回数も少なかった」と悔しそうな表情を浮かべた。あと一歩が続く状況を「悪いなりにまとめられているとは思うが、それでは優勝はできない」と受け止めた。

　次戦に向け「今のショットをしっかり直して来週につなげるようにしたい」と必死に前を向いた。