1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. ゴルフ

岩崎亜久竜、ジャンボ尾崎に並ぶ通算20アンダーで優勝 副賞の国際線ファーストクラス往復券で米ツアー予選会へ

スポーツ報知 / 2024年9月15日 17時57分

ANAのCAの拍手を受けて万歳をする優勝の岩崎亜久竜(カメラ・今成 良輔)

◆男子プロゴルフツアー ANAオープン 最終日(15日、北海道・札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 3打差3位から出た岩崎亜久竜(あぐり、フリー)が1イーグル、6バーディー、1ダブルボギーの66で回り、尾崎将司の持つ大会記録に並ぶ通算20アンダーで優勝した。昨年のメジャー、日本オープン以来、通算2勝目。「ツアーデビュー戦がこの試合で、その時は本当に悔しい思い出が残っている。その試合で優勝することができて、本当にうれしい。また、来年も北海道で優勝できるように頑張りたい」と喜びの声を上げた。

 この日は1番で3メートルを沈めてバーディー発進。だが、2番では4オン2パットのダブルボギーをたたいた。「ダボのことは気にせず、自分ができることをコツコツやった」とすぐに気持ちを切り替えた。その後はスコアを伸ばし続け、12番パー5では残り255ヤードの第2打で5ウッドを握り、ピン右奥7メートルに乗せた。イーグルパットをねじ込み、19アンダーとして単独首位に立った。

 17番でもバーディーを奪い、迎えた最終18番。「ここでバーディーを取ったら確実に優勝できる」と力を込めた。逆に気合いが入りすぎてしまい、ティーショットは左林へ。「やっちゃった」と思わず笑ってしまうミスショット。落ちた地点に行くと目の前は1メートル強開けており、5アイアンで低い球を打ち、グリーン右のラフまで運んだ。アプローチをピン手間1メートルに寄せ、決めきり最終組を待った。優勝が決まるとチームメンバーと抱き合い、喜びを分かち合った。

 優勝賞金3000万円を獲得し、賞金ランクは53位から9位に急浮上した。「まじっすか?」と思わず目を丸くしたが、日本開催の米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(10月24~27日、千葉)の出場圏内に。かねて海外志向が強く、今年は米ツアーの予選会挑戦の意向を示している。今大会の副賞でANA国際線ファーストクラスのペア往復券を獲得。「トレーナーさんを連れて、万全の体制で行ける。ビジネスクラスしか乗ったことないのでうれしい」と表情を崩した。昨年は欧州ツアーに参戦し、15戦で60位が最高と大苦戦。来年は米国での活躍をもくろむ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください