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羽生結弦さん「希望を胸に」ミセスの「ケセラセラ」 「被災地への支援」が五輪2連覇の原動力に

スポーツ報知 / 2024年9月16日 5時5分

演技する羽生結弦さん(C)矢口亨

 プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(29)が15日、石川・金沢市内の健民スポレクプラザで行われた「能登半島復興支援チャリティー演技会」に出演。無良崇人さん(33)、鈴木明子さん(39)、宮原知子さん(26)とともに、1時間の演技会に被災地への祈りを込めた。「少しでも笑顔の輪が広がってくれたらいいなと思いながら滑りました」。全身全霊を注いだ全力のスケートで表現したエールだった。4人によるオープニングナンバーは輪島市の和太鼓チーム虎之介の「能登國切籠(のとのくにきりこ)祭」。太鼓のリズムに乗って息の合ったステップを軽快に刻んだ。大トリで「春よ、来い」を舞い、フィナーレで再び4人が集い、Mrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」に希望を重ねた。

◆羽生さんに聞く

 ―プロになって以降、被災地との向き合い方に変化はあるか。

 「金メダルを2個取りたいっていう気持ちの中の大きな一つの目的として、2連覇したところから、被災地への支援だったり、思いやりみたいなものをスタートしたいなという気持ちがあって、常に競技自体を頑張ってきた。自分がプロに転向してから、こうやって徐々に徐々に被災地に心を馳(は)せることができ始めている。やっぱり自分はスケーターであるということが一番なので、演技で皆さんに対してのご支援であったりとか、感情に対してのちょっとした助けであったりとか、そういったものになれないかなと思っている」

 ―「ケセラセラ」は羽生さんの選曲か。

 「企画を担当してくださっている方です。でも僕自身、Mrs.GREEN APPLEさんが本当に好きで。この曲自体が持っている、沖縄になっちゃうかもしれないけど、なんくるないさ精神というか、もうどんなことがあっても、自分に言い聞かせながら、前を向いていくんだっていうような気持ちを、鈴木明子さんが振り付けをしてくださって。そういう中で表現したつもり。ボーカルもそうだし、この楽曲の一つ一つの音をすごく大切にしながら、希望を胸に滑ったなという感じはしている」

◆配信 「Lemino」の見逃し配信は30日午後11時59分まで。

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